NEWSのぺーぺーファンが初参加したライブが~2012 美しい恋にするよ~オーラスという衝撃を語る
「NEWS LIVE TOUR ~2012 美しい恋にするよ~」
このライブはNEWS本人、NEWSファン共に伝説と化したライブとして有名だ。
私はそのライブに参加するまで知らなかった…この世にこんなに素敵な世界があるなんて…
今回は神聖なライブを振り返るという事で、おちゃらけ表現は少なめになっております。
お付き合いいただける方はどうぞ…。
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プロローグ
当時まだファンクラブに入会していなかった、新参者の私なんかが、なぜこのライブに参加できたかというと。
知り合い四人組で行くはずの同行者の一人が、数日前に「盲腸になった」という知らせを受け、大切なライブの席に穴をあけるわけにはいかないと、急遽誰かいないか血眼になって探しているとの連絡が私の身に入りました。
すでにNEWSをTVで観て気になりだしていた私は、二つ返事でオーケー!
元同行者に足を向けて寝られね~、と思いながらもワクワクドキドキで眠れない日が続きました。
(しかし人間の幸福という物は、つくづく誰かの不幸の上で成り立っている、と思わざるおえない不条理な現実…。)
そもそも、他のアーティストのライブには数多く参加していた私。
サークルモッシュ作ったり、ダイブしている人がいたりするようなライブも大好きで、ライブ慣れはしている自分、でもアイドルのライブは初めてだったので妙な緊張感があったのを覚えています。
9月30日当日会場周辺
まず会場を囲む女の子の煌びやかなこと!
「ライブなんてTシャツ、ジーンズ、スニーカー基本でしょ?スカートなんてはいたら暴れられないじゃん」が根っこにある野蛮な人間は、紫だのピンクだの黄色だの緑だの、お揃いの服装してみたり、手作りのうちわをもっていたり、頭に花冠つけてみたり(これはいまだに疑問)とかわいらしい女の子の波、波、波に自分呑まれちまうっス、溺れるっス、まるで酸欠の金魚状態。
なかにはすでに泣いている子もいたりで、だんだん不安になる自分。
すでにアウェイ感満載。
ここは中東?聞こえるよ!理不尽な中東の笛が!
そんな中、人生初めてのアイドルのうちわを購入、もちろんシゲ。
「やっべーかっこいい。」単純な感想。
ペンライトとタオルも購入。
シゲのうちわを持った自分がなんかやけに誇らしくて、今だったらこれ持ってパルコ前歩けるわ、くらい気持ち大きくなっちゃって、これでやっとファンだって言えるかも。ってほっこりした。
9月30日当日2部会場入り
まず会場内の雰囲気。
…私の知っているライブ会場の雰囲気じゃない。
うまく言葉にできないけど、あふれ出る陽の気。
この世に陰と陽ってあるけど、その陽の方の気でムンムンしてる。
ムンムンムンムンしてる。
いや、他のアーティストでももちろんあるんだけど、そうじゃない、種類が違う。
メープル超合金じゃないけど「ここWi-Fi飛んでんな。」バリの
「ここ陽の気飛んでんな。」ってほど、ってか陽の気目に見えちゃうんじゃないかってほどの気!
そんな自分はそわそわそわそわ…
「ばれないかな…自分ぺーぺーだってばれないかな…ばれたら袋叩きにあうんじゃないかな。」敵国のスパイ並みに落ち着かない。
「やべーオラ、とんでもない場所に来ちまった…。」後悔先に立たず、ライブははじまった。
9月30日ライブ
ライブレポはファンの方の素敵なレポで、されつくしていると思うので、感じた事を箇条書きにしてみよう。
・ファンの子のマナーの良さ
これびっくりした。その時は一緒に行った子にちょっと教えてもらってたから、うちわの事とか、でもみんなちゃんと守ってて感動した。
座席の前通るときとか、「すいません」とかちゃんと言える子ばっかだし(当たり前なんだけど…でもね)若い子ばっかりなのに、しっかりしてるな~って印象。
率直にNEWSのファンってすごいなと思った。(他のアイドルは知らないので書けないけど、他のアーティストはやばいファンいたからね)
・生で見るメンバーの美しさ
単純に度肝抜かれた。この世にこんな美しい人間がいたんだ…。これ夢じゃないよね?
TVで見てた時は、化粧してるからきれいなんでしょって思ってた自分バイバイ。肌とかみんなつるっつるだし。顔小さいし。何より汗かいて、髪の毛ぺしゃんこなのに、かっこいいってどういうこと?その汗ください。香水として使わせていただきますっ、てくらい汗がきれいだった。
・ファンサービスとやら
このときはまだ、とやらの状態ですからね。
あれはファン感動ですよ。大好きなアーティストに存在認めてもらえるんだからね。
あれを見て、新しいライブの楽しみ方を知った。
今まではパフォーマンスだけを聞いたり、見たりしてきたけど、アイドルのライブってこういう衝撃が起こるんだなって感動した。
(その三年後にそれをシゲアキからいただくことになろうとは、この時の私は知る由もなかった…)
歌はどれもすばらしかった、手越君の歌のうまさは本物だって確認できた。
シゲアキ先生のヴァンパイアなんて垂涎ものだったし(これに関してはいつか詳しく)、愛はシンプルなカレーライスのまっすーもかわいかったし、前にも書いたけど、慶ちゃんのかっこよさはこの時知りました(笑)
まだぺーぺーのファンには、詳しくここがこうよかったと語れるほどの、歌の知識もなければ、メンバーの仲の良さ、構成も把握出来てはいなかったんだけど、初めて行った自分なんかでも心から楽しめるくらい、NEWSのライブは温かかったし、これはすごいライブなんだと肌で感じることができた。
そしてフルスイング…
購入当初の自分はただ「いい曲だな」という感想でCDを聞いていた。
でも、この会場に入れて、この歌を聞けて、ファンの子の涙、メンバーの涙を見たときに、魂が震える自分がいた。
歌聞いて泣いたのって何年振りだろう。
他のライブ会場での情報は入ってきてた、涙なしじゃ見られないライブだって。
でも、苦境を乗り越えてきたメンバーや、長年応援してきたファンの方を差し置いて新参者の自分が泣くのは、なんか違うなって思っていて何があっても泣かないようにしようと決意していた。
決意するのも変な話なんだけど、とりあえず自分が泣くのは違うって思ってた。
でもそんな理屈超えちゃうほどの感動が、あの時のあの歌にはあった。
自然に流れる涙…
それは「大変だったね」とか「がんばったねっ」ていうのとは違う、もちろんそれもあるけど、歌のもつ本来の美しさ、純粋なメンバーの心、目に見えないけど確実にそこに存在する圧倒的なパワーが私の魂に直接降りかかってきて、魂が泣かされたっていうのが正しいかも。
それは冒頭でふれた会場の陽の気の正体でもあったんだ。
すでにそこに答えはあった。
それほどの力がこの歌にはあったし、これ聞けただけでもこのライブに参加した意味があるくらい、感じた事ないパワーを受け取ることができた。
そして伝説のフルスイング大合唱
何も知らない私は、何が起きているかわからなかった。
これってお決まりなの?と一緒に行った子らに聞いてみたけど違うって。
サプライズみたいだよって。
こんなにきれいに揃うものなの?ってくらいのきれいな歌声。
歌詞間違えて周りに迷惑かけたら嫌だったので、申し訳程度に小声で歌ってみる。
メンバー出てきて、ビックリしてる。
何が起きたかわからなかったみたい(私もですけど)。
まっすーの「もう一回歌って」……やさしい声、まるで彼女に語り掛けるような慈愛に満ちたやさしい声。すごく印象に残ってる。
メンバーの号泣。
シゲがこんなに泣き虫だったなんて、外見のクールなイメージなんて幻だよ。
このシゲを見て、改めて「私この人のファンになるっ。」て決意表明した私がいた。
今だから思う、泣いてるシゲアキさんが愛しくて、されたくないだろうけど抱きしめたかった。
「がんばったね」って。
このシーンに彼らのすべてが詰まっていた。
NEWSとファンの関係って素敵、心から思った。
最後は笑顔のメンバー、ファンの子の太陽みたいな泣き笑顔。
最高でしょ。
それ以外の言葉はいらない。
エピローグ
時系列とかまちがってたらごめんなさい。
細かい事はうる覚えです。
アイドルという初めてのライブに、オーラスという奇跡&衝撃。
正直このライブは筆舌に尽くせません。
でもこのライブに参加できた自分に、勝手にNEWSとの運命を感じました。
実際四年たった今でも、この時の感動は忘れられないし、あの時以上にNEWSに恋している自分がいます。
長々とお付き合いありがとうございました。