失礼しますっ!

加藤シゲアキ君をえっさほいさ応援してみるブログ

偶然聞こえてきたNEWSの歌に咽び泣く

例えば、入ったお店で大好きなアーティストの曲がかかったらテンションが上がりますよね。

洋服屋さんでMark Ronsonの『Uptown Funk ft Bruno Mars』なんかかかった日にゃ、10人中9人は人目もはばからず、小刻みにステップ踏みますよね。それくらいテンション上がりますよね。

 

あれってなんででしょうね?

今なんてネットやスマホ、最近また復活しはじめたウォークマンなんかで、好きな曲をガンガン聞けるっていうのに、偶然立ち寄ったお店や、街中で大好きな曲がかかると、千年前に生き別れた恋人の、転生した姿に出会うのと同じくらいにテンションあがりますよね。10.000年と2.000年前から愛してたかのような錯覚すら覚えますよね、8.000年過ぎたころからもっと恋しくなりますしね。

それほど、偶然耳にする好きな曲って宝物感あるのですが、先日本当にたまたま乗った電車で、そのミラクルが起こりました。

 

私は根っからの車愛好者で、車で行けるところは必ず車で行き、めったに公共の交通機関に乗ることはありません。なのであれはやっぱり運命だったのかなと。

 

電車の中でかわいい女の子がね、イヤフォンで曲を聴いていました。そこそこ混んでいて空間が余っていたのが、その子の近くしかなかったので、スッとその子の傍に立ちました。微妙につり革には届かないけど、目の前の鉄の棒は手垢で、てらてらしていたので、私の手は掴むのを拒絶しましたよ、頼るべきは私の太ももの筋肉のみ、いやはやキツかった、そんな中ね聞こえてきたんですよ。

音漏れですよ、その出会いは。

ズンチャズンチャ的な。普通であれば迷惑でしかない代物ですよ。音漏れなんてものは、ってかこのイヤフォンが進化したご時世に音漏れさせてるってのも、ある意味ミラクルですがね、なんとその音漏れした曲っていうのが

KAGUYA

だったんですよ!

なんか耳なじみのあるイントロだなと。

その曲がNEWSのKAGUYAだとわかった瞬間に、私のテンションはMAX!

中々無いでしょ、KAGUYAの音漏れなんて!しかも不意に出会えるNEWSファンという二つの奇跡が相まって、私の足は独自の感情を持ち始めステップを刻もうと必死です、そんな自分の足を必死に諭し、冷静を装おうとするのですが、なんせ曲がKAGUYAなもんで、振り付けなんて完コピしてるんですよ。

こちとら死ぬほどPV観てますからね。

脳内再生されてるんですよ、その音漏れを聴きながら。

 

ホント、その日雨じゃなくてよかった…もし雨で傘なんか持ってた日にゃ、クルクル回してますよ、その子と一緒に前後交代しながら「私シゲアキ担当ね」とかこっそりお願いしたりして。周りの乗客びしょ濡れですよ、狭い車内で女二人がフォーメーション作りながら、傘をクルクル回すんですからたまったもんじゃありませんよ。

でね、脳内では「SAGASAGA」でしっかり鎖骨見せてますから、へたしたら手が勝手に動いてTシャツ引っ張ってたかもしれませんよ、興奮して記憶があやふやですからね。

その女の子もね、「恋してるノンフィクション」あたりで脚広げて、口元に人差し指持って行ってたかもしれませんわ、なんせ記憶があやふやですからね。

周りから見たら、急に若い女子が足を真横に広げて、口元に指持っていったら「うわっ」ってなりますよね、狭い車内でね、車掌さん呼ばれちゃいますよね。

もしそうなった場合は、私が匿ってあげればいいだけの話なんですよ「すいません、今この子、私に内緒話をばらされそうになって、あわててシッ!ってやっただけなんですよ、すいません…なんせこの子月から来た…あっ!っとこれは秘密だった。」くらい言ってね。

その瞬間、私も一緒に次の駅あたりで降ろされますけどね。

 

もう、心も心ならずですよ。

不意に聞けたKAGUYAで恋のSAGAですよ。

 

まさかその子も、近くにガチのNEWSファンがいて、一緒にKAGUYA楽しんでるなんて思ってもみないでしょう、事によってはストーカーよりやばい奴ですからね、私。

勝手に音漏れ聴いて、勝手にその子も妄想のなかで、KAGUYA踊らせているんですから。

 

その子が電車から降りた後、何とも言えない喪失感に囚われました、その子とは二度と会えないかと思うと、このたった一駅二駅程の逢瀬が(逢瀬…)とても大切な出来事だったんじゃないかと思うんです。たまたま乗った電車でNEWSの曲を聴いている女子と出会う。なんとも貴重な体験でした。

ちなみにその子の次の曲は、私の知らない曲だったんですが、私の独り相撲で、例えばNEWSのファンじゃなかったとしても、たくさんある曲の中にNEWSのKAGUYAが入っていたという事実だけで、胸熱ですね。

 

しかしKAGUYAは曲もPVも秀逸だわ。